kiyoka.2010_06_22 RSSPLAIN

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[創作心理] 2010年現在、これから個人で始めるプロジェクトについて思ったこと

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2010年にもなると個人で作るべきWebアプリケーションはあまり無い。

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2008年位までは、時間さえ許せば個人がプライベートで、アイデア一発モノのWebアプリケーションを作れた。というよりも、まだ試されていなくて簡単に実装できるアイデアが沢山あった。

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例えば、新しいWikiエンジンとかblogエンジンとかCMSとかの汎用ツールやWebフレームワークが沢山生み出された。どれも発展途上で試行錯誤のしがいがあった。

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2010年現在の状況を見てみると、なかなか普通に思いつくアイデアはほとんど試されているんじゃないかなー。世の中にはWebサイトが溢れ返っている。Webフレームワークもある程度定番に収束しつつある。

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おまけにGoogle App Engineなどのように無料で使えるクラウドサービスがあるので、サイトをオープンするための費用面での敷居も下がり続けている。

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TechCrunch Japanなんかを時々チェックしていると、ますますそういう思いが強くなっていく。毎日似たようなサービスが雨後の竹の子のように生まれ続けている。

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そうすると何が起きるかというと、「個人がプライベートで習作するWebアプリケーション」というのは既存の無料サービスのサブセットの作り直し作業に成り下がる。これは残念。まるでピアノの練習曲を弾いているみたいな感じがする。そんなんでいいのか?

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この作業はモチベーション的になかなか厳しいものがある。既にあるのに、しかも無料なのに、なぜ今更作る必要があるのかと。ノウハウが得られる以外のメリットは無い。

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いま、単なるWebアプリケーション開発は飽和している。

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また、ベンチャーが立ち上げるWebアプリケーションもWikiシステムやブログシステムのような汎用情報プラットフォームを裸で提供するだけでなく、特定業者向けに最適化されたWebサイト(クラウド)に移ってきているように思う。

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そういうものは、その業界に精通したものだけが作れる類いのものだ。(本当にそういうものが有用なんだけど)

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現在では、Ruby On Railsのようなフレームワークを使えば簡単にWebアプリケーションが量産できる時代になってしまったので、そうなるのは当然でむしろ望ましい方向だろう。

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でも考えてみれば、アプリケーションの存在意義は本来そこだ。

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注力すべきレイヤーが汎用フレームワークから1段上のアプリケーションに上がっている。生産性が上がった結果、その生産性が正しい方向に使われている。うんうん、世の中は確実に良くなっている。

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さてさて、個人でやれることに戻ると、何が残っているのか。

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人によっていろいろな意見はあるだろうけど、私は自然言語処理やプログラミング言語などの新しいアイデアを試すとか、スマートフォン上のアプリケーションとWebサイト(クラウド)との組み合わせで、さらに進歩したものを作る方向かなーと思う。(スマートフォン関連は既に飽和気味の感も否めないが...)

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結論めいたことは書けないけど、個人がやるべき領域はどんどん狭く、専門的になってきている気がするなぁ。

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 kiyoka_2010_06_22
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何かまとまりがない記事だけど、一応公開しときます。

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※ 進歩って何?という議論はあるだろうけど。新規性? 独自性? 生産性? 利便性?

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※ 自分がチェックしているブログやニュースサイトによる偏った見方かもしれないので注意。

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※ 私が最近開発しているNendoというLisp処理系もScheme言語の習作の域を出ていないというご指摘もあるだろうけど、これはこれで、これからいろいろ試したいアイデアが残っているので...

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COMMENTyoriyuki

自然言語処理や機械学習も5年くらい前は論文一つ読んだだけの門外漢でも何かできそうな気がしましたが、今となってはとてもとても。Googleみたいな大企業が専門家を揃えて参入してくるのだから太刀打ち出来ません。

自分が何で優位なのかを見極めないといけないですね。月並みですが。

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COMMENTkiyoka

まとまりの無い記事だったのに、コメント頂けて幸いです。

自然言語処理や機械学習の件は、私もそう思います。趣味でちょっとかじった程度の人間にはもうインパクトのあるものは作れそうにない気がします。

よほど、奇を衒ったもの(要は役に立たないネタ的なもの)くらいしか作れないでしょうね。

>自分が何で優位なのかを見極めないといけないですね。月並みですが。

本当にそう思います。

これまでの自分を振り返って、手を出したジャンルがバラバラで一貫していないので余計に自分の優位な部分って何なのかがよくわからなくなってきています。

平均的に優秀なエンジニアではこの先やっていけいないことは目に見えているので、冷静に自己分析も必要ですね。

誰もが抱える悩みではあると思いますが、自分も引き続き悩み続けることでしょう。

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